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いぼ痔は日本で一番多い痔の種類になります。 特に内痔核は肛門内部に静脈瘤のいぼが出来る物でいぼが出来た初期段階ではなかなか気が付きにくい症状になり、治療が遅れてしまいがちです。
その為に充分に注意する必要が有るのです。
内痔核には4段階の症状が有ります。
第一段階としては排便後にお尻を拭く際にトイレットペーパーにちょっと血液が付く位で痛みを感じる事は殆どありません。 ですからこの時点で痔だと気がつかずに治療をする人も少ないのです。
第二段階になると排便時に痛みを伴う様になります。 内痔核は肛門の中にいぼが有るのですが排便時には脱肛(いぼが外に出てしまう)している場合も有ります。
少し経つとこの脱肛も元に戻り、いぼは肛門の中に戻ります。 第三段階に有るとこの脱肛が脱稿したままの状態になり、自分で肛門の中に押し戻さないといけない状態になってしまいます。
第四段階になるともう押し戻しても脱肛が元に戻らなくて常に脱肛している状態になってしまいます。 こうなると下着も粘液が常に付いてしまう状態になりますので不衛生ですし、痛みももちろん有りますが、それよりも肛門周りがその粘液で痒くなってしまったり、ただれたりしてしまいます。
そして排便するのにも時間を要する様になりますし、排便しても何だかスッキリしない残便感を感じる様になってしまったりしてしまいます。 その為に排便時に何となく違和感が有るなと思う場合には特に注意する必要が出てきます。
排便時に痛みを伴う事はないけれども出血をしている事が有ると言う場合には注意が必要ですので、早めに受診して適切な治療をしてもらう様にしましょう。
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