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「イボ痔」は「痔核」とも言いますが、内痔核と外痔核とが有ります。 ここでは内痔核について挙げてみましょう。
内痔核の治療としては大体が保存治療と言って特に切らずにそのまま保存すると言う治療方法で行われている事が多いのですが、排便の時に脱出してしまう事が有ります。
これが元に戻らなくなってずっと脱出したままになってしまうと手術して取ると言う事になります。
どちらの方法でも軽い内は選ぶ事が出来ます。 手術をする場合ですが、最新技術によるレーザー治療をするとか、輪ゴム結紮法と言う方法で切るとか、硬化剤注入療法等が挙げられます。
硬化剤注入療法に関しては硬化剤を内痔核に直接注入する事で幹部部分を硬くしてあげるので痔が縮まっていくと言う治療方法になります。 大体1回注射して効果が得られる期間は1年間位と言われています。
但し治っている訳ではないのでお尻に負担をその間にかけてしまうと再発する可能性も充分にあります。 また毎年毎年注射をしていると効果自体が徐々に薄くなってしまうと言うデメリットが有ります。
手術には入院を要する場合と日帰りの場合とに分けられます。 これは痔の種類によっても違う様です。
入院する場合は1週間〜10日位が平均的だと言われています。 痔の治療は悪化させずに早期治療をする事が非常に望ましく効果も高いですが、恥ずかしいと言うイメージが有って受診しない人も多いと思います。
しかし何かしら排便をする際に痔っぽい異常が有ると思ったら早めに診察してもらう事が大切です。
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